FACILITY

施設外観

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施設案内

ホール内部

天然石と高い天井が織り成す質の高い残響

秋川キララホールの名称にもなった「キララ」とは花崗岩に含まれる「雲母」を表現しています。実際ホールの内壁は天然岩をふんだんに使用して作られており、まさしく「雲母(うんも)」のキラキラした輝きをイメージできるほどの響きの良さを味わっていただけるものです。室内デザインはナチュラルでシックな色合いを基調に、ヨーロッパの教会をイメージさせます。
コンサートホールの音響設計においては、ホール内壁に使用される材料のことが注目されがちですが、実はそれだけでは十分ではありません。一定の幅の周波数の反射、吸収、透過の比率なども非常に大きな問題となります。そしてホール内部の容積やその形状も重要なポイントです。ホールの音響設計はその使用目的や設計思想によりさまざまです。キララホールでは主にアコースティックなクラシック音楽を奏でた際に聴衆が最高の響きを感じられるように設計されています。そのために天井の形状は非常に高く設計され、しかも屋根のように傾斜を伴っています。これにより、演奏内容によっては天井から音が舞い降りてくるような印象さえ持ちます。床材は爽やかさと気品を感じさせる天然木張りとし、こちらも響きに配慮しています。残響に関しては、空席時では2.5秒ですから実際のコンサートでも2秒前後の響きを持ちます(一般的な計測方法による)。舞台に立つプロの演奏家の皆様からも常に響きの良さをお褒めの言葉としていただきます。ある演奏家からは「ヨーロッパの石造りの教会で演奏しているようだ」とコメントをいただいたこともあります。常設しているスタインウェイのピアノを最高の響きで味わうことができますし、音楽録音(CD制作など)でご好評をいただいているのも、このような理由からなのだと自負しています。
たくさんの皆様にご使用いただくホールですから、クラシックコンサートだけでなく、各種イベントにも対応できるホール設計です。反響板をしまい込むことで講演会やダンス発表会、学校行事などにも日々活用いただいています。秋川キララホールがみなさまの様々な活動のお役に立てればと願っています。
秋川キララホールは室内のみならずその外観も特徴的で、1990年度の建築業協会賞を受賞し、建築物としても高い評価を得ています。

施設外観 施設内ロビー 施設玄関

第1楽屋

楽屋01

第2楽屋

楽屋02

第3楽屋

楽屋03

ロビー

ロビー

ホワイエ

ホワイエ

リハーサル室

リハーサル室
主要データ
項目 内容
開館日 平成元年4月1日
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は、その翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
面積 3,900平米(敷地面積)2,471平米(建物面積)3,580平米(延床面積)
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
客席数 702席(うち車椅子用2席)
舞台 間口16メートル・20メートル(可変)奥行9メートル
高さ9メートル・13.5メートル(可変)
主要備品 16ミリ・35ミリ映写機2台 
スタインウェイ ピアノ(D-274)2台 
ヤマハピアノ(CF-3)1台 
ヤマハピアノ(C7B)1台(リハーサル室用)
残響時間(注) 1.75秒(満席時残響時間)2.5秒(空席時残響時間)(いずれも音響反射板使用時)
楽屋 3室(第1楽屋:畳6畳、第2楽屋:カーペット8畳、第3楽屋:カーペット13畳)
リハーサル室 1室(フローリング54畳)
主催者控室 1室(カーペット4.5畳)
駐車場 無料180台(障害者用4台含む) 
※中央図書館と共用
その他 飲料自動販売機3か所

(注)残響時間とは、通常500ヘルツの値のところで測った室内の音の強さが、当初の100万分の1になるまでの時間をいう。

秋川キララホール施設平面図
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秋川キララホール座席表
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舞台平面図
「反響板使用」図面
反響板を使用する場合の舞台図面です。
「平舞台」図面
平舞台の図面です。
附属設備使用料一覧表
附属設備使用料一覧表
附属設備の使用料一覧です。

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